梅雨入り直後のしら駒池

北八ヶ岳の白駒池を散策してきた。麦草峠から池へ、そして高見石へ、その後池の周辺を散策するルートである。

北八ヶ岳山麓のこの周辺は国内でも有数の苔の生息地であり、約500種類の苔が見られるという。微妙に異なる苔の緑とシラビソの森は、雨の中を歩くとその幻想的な風景に心を奪われてしまう。このルートはお気に入りのコースで、昨年夏には初めての山小屋泊を白駒荘で経験し、山で観る日の出の美しさを教えてもらったものだ。

晴れた日のトレッキングも良いのだが、今回は敢えて梅雨入り直後の雨の日を選んでみた。濃霧の中、時折小雨が降る中での散策も素晴らしいものだった。時々霧が晴れて、そこで観える白駒池はやはり素晴らしい。

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夜明け直後の苔の森

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霧に隠れる白駒池

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トリガラスが

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白駒池周辺で最も苔の美しい場所

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1年ぶりの白駒荘:新館がオープンして綺麗に

白駒荘は去年の夏に山小屋泊初体験の山小屋で、その時の対応に感動して山小屋泊にハマってしまった。ベスト山小屋の一つだ。ご主人は顔を覚えていてくれてあらためて感動。その経緯は別途記述したいと思っている。

 

八ヶ岳の山小屋は全体的にレベルが高い、というのが私の感想で、南八ヶ岳の山小屋を今年は体験したいと思う。